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何事モ十年デス。アトハ、余生ト言ツテヨイ。(太宰治『右大臣実朝』)
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今週の電脳コイル(9話)
みんな「私と結合しなさい」に反応しすぎてるに違いない。9話、ミチコ顕現。
一気に設定の深い部分に踏みこんだ感のある今回の話ですが、面白そうなネタがあちこちあるので拾うのが大変です。適当に書いていきますね。

前半、合宿前。ハラケンの誘電波体質はバスツアー話で示唆されていたわけですが、今回メタバグの声を聴けたことでより鮮明になりましたね。デンパの言う”メタバグの声が聞こえやすい場所”も、さり気ないですが見逃せません。ユビキタス社会でありながら「地点」が物語のポイントとなることの多い本作であるだけに、これも後々関わってくる予感がします。
そういえばこのシーンも階段ですね。まあ校舎の階段で立ち話なんて珍しくもないんですが、廊下でよさそうな描写でも階段を使うのでメタファーがありそうな気がするんですよねえ。ううむ。

合宿。気になったのは、”仲直りしてほしい”とマイコ先生が考えているということ。もちろん先生は善意でやってるのでしょうけど、ただ探偵局と黒客は対立しつつもそれなりに仲良くやっているのだし、ここから状況を平和な馴れ合いに引き戻すというのは押しつけがましい大人の理屈でしかないようにも思えます。それに対抗するように、子供たちは夜の学校で電脳戦争。自分たちの世界を守る戦いでもあるわけか。
ところで、あんだけのテクノロジーの結晶であるメガネの子供たちがボードゲームで遊んでるのって何か変ですね。無線通信の多人数対戦メガネゲームとかありそうですのに。まあメガネのない大人のオススメなのかなー。ついでに言うと後半のクライマックス、ハラケンがピンク電話の使い方を自然に知ってるのもちょっと違和感ありますね。現代の子供でもダイヤル式の電話の使い方知らないって聞いたことありますし、観てる子供に演出が通じてなかったりして、とか邪推。ま、あの手のアナクロアイテムがどっかで流行ってそうな世界観ですし、それはいいんですけど。

怪談は後にして、肝試し。場面展開すぱすぱ切ってるせいで緊張感が上がり、そこから最後のイサコのシーンでテンポが下がることで逆に気持ちを煽る。いい感じの演出です。
校舎に入りきれなくて曲がっちゃってるサッチーがやけにキュート。校内でサッチーに襲われるのってかなり衝撃のはずで、それが次回以降に影を落とすのでしょうか。

そして今回の本題、ミチコと怪談と鍵穴とイサコ。
二種類の都市伝説が(まあハラケンのは目撃者のいないぶん信憑性は下がりますが)ミチコが複数であることの傍証になってるわけですね。
二つの話の差異として気になったのは、学校の話の方で電脳ペットが全く出てこないこと。イリーガル=電脳ペットのなれの果て=ミチコというつながりが絶対のものではないとすれば、ミチコはいったい何なのか。ダイチの話が交差点だとすると、ハラケンの話は学校、あるいは階段の話であり、いずれも電コ全体のキーワードですから、いずれかの話が完全なデマとも考えにくいです。電脳ペットがイリーガルになる過程=交差点とは別に、人間が直接イリーガル化してしまう過程=階段が存在するとか。
逆に二つの話の共通点も考えてみます。映像表現なのであれですが、ミチコさんの持っている鍵型のペンダントはイメージとして共有されているようですね。もちろん鍵穴と関わりあるんでしょうが、それが都市伝説レベルで行き渡っているのが興味深い。
さて、どうやらキラバグ=ミチコを収集しているらしいイサコ。鍵と鍵穴というのは基本的に一対一対応でしょうに、複数の鍵穴をその身に宿す目的というのは何なんでしょう? 多くの鍵穴=より深い階層に潜るために必要なのでしょうか。たくさん鳥居の並ぶ場所、というイメージとも関わってきそう、というのは憶測ですが。でもミチコが鍵の持ち主だとすれば、それと融合したイサコが得たものは鍵なのかな? まだ情報が足りないので推測しかできませんね。
そしてイリーガルに引き寄せられるように”あっち側”(?)に踏み込んでしまったハラケン。電話で聞いたのはどうやらカンナの声で、その告げた地点が次以降のポイントになりそうですね。

その他、酔っ払いすぎのマイコ先生、フミエとダイチの揃って謎顔な仲良しぶり、たぶんひとりだけ状況がよくわかってないのに何だかんだで付き合いのいいアイコ、と見所満載のお話でした。個人的には4話以来のヒットといった所です。
次回はカンナの謎が少しは解けるっぽく、ヤサコ×ハラケンフラグも進展でしょうか。ヤサコはイサコの秘密を垣間見てしまったわけで、もういい加減否応なく物語の根幹に進まざるを得ないでしょう。彼女の決意のほども窺いたいですね。
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