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余生
何事モ十年デス。アトハ、余生ト言ツテヨイ。(太宰治『右大臣実朝』)
ようやく名前直りました
ご苦労様でした>更新担当の方
そんなわけでFBOnlineの方にちょっと詳しい紹介文が載りました。何やら面白そうだと感じていただければ幸いです。税込651円とちょっとお高いですが、そのぶんボリュームはあるんで。よろしくお願いします。
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5分で哲学
しばしば家では教育テレビなんぞをつけっぱなしにしてだらだらすごしているのですが、今日はこんな話をやっていました。
「先生に『自然のものを持ってきてね』と宿題を出され、蝶を捕獲しにいくも失敗。結局ペットの犬を連れていきました」
まあこの時点でペットは自然のものなのかとかそもそも犬は狼が家畜化した生き物でとか突っ込めるのですが、さり気なく書いていない重大なポイントがさらに大きな問題を提起します。すなわち、

この話の主役は、ミッフィー。

ウサギですよ、口が×の。言うまでもなく。そもそも自分を連れてったって自然だって言い張れるんですよ。何を考えて先生もこんな宿題を出すかね。例の世界一有名な黒いネズミが犬を飼っているという問題とあわせ、自然と不自然の境界線について思索してしまいます。
ミッフィーワールドもウサギとかブタが二足歩行して文化生活してるわりに犬は家畜という微妙な世界ですが、思うにあの世界は遠未来なのではないでしょうか。文明発展の途上、遺伝子操作によって様々な動物の特性を発現させられるようになり、いつしか人類の外形はもはや動物と区別がつかないくらいまで変化してしまいました。そして起こるカタストロフ。文明は崩壊し、人類は新たな世界を構築、ようやく穏やかな農村での田園生活を営めるまでに世界は回復したのでした。しかし旧時代に改造された遺伝子は回復することはなく、人類と家畜の姿形はわれわれの目では区別できないほど相似したままなのでした。こう考えればあのウサギめいた生命体が自然とみなされないことは容易に説明できます。きっとあの後、ミッフィーたちは自らの奢りによって破滅した旧時代の文明について授業を受けたに違いありません。そうして彼らは己の業を戒め、科学に溺れることなく自然とともに生きることを決意してポピーさんの畑から果物とかもらって帰るのでしょう。
あの牧歌的な雰囲気の裏にこんな壮大な物語が隠されていようとは、ディック・ブルーナは実に偉大であるなあとくだらない妄想にふけりながら、私は続けてえいごであそぼも観たのでした。終わり。
もう改名しようかな
タイトルから(仮)取る余裕があるんだから作者名くらい直せっつう話ですよ。
ファミ通文庫のサイトが更新されたわけです。しかし毎週更新多いですなあ。次号予告を見るとこのペースでバリバリいくつもりのようですし、ほんとこんなに気合入れちゃって大丈夫なんでしょうかね。
繰り返しの日々
ちょっと日記の間が空いてしまいましたね。とはいえ別に書くこともないですよ。今日とか遅く起きすぎたのでゲームして酒呑んでダラダラしてるだけだし。
基本的にはゲームしたり本読んだり原稿書いたりといった日常がサイクルしてるだけなんで、意識しないとなかなか更新というわけにもいきません。もう少し面白いことを喋れたらいいんですけどね。
人の応援をしてる場合か
だらだらしながら今年のえんため大賞フェアの作品を片付けたりしていました。いちおう受賞者なのにフェアに参加できなかった自分への憤慨はさておき。
今期のえんためは(も?)なかなかクオリティ高い作品が揃っていて好印象でしたね。去年の受賞パーティには出られなかったので今回の受賞者の皆さんとはお会いしてないんですが、本からは今後も活躍してくれそうな雰囲気が何となく感じられます。彼らが売れてくれて市場が潤えば私あたりが好き勝手に遊ぶ余裕も出ようというものなので、ここいらでちょっとばかし応援してみようかという感じで。

108年目の初恋。 108年目の初恋。
末永 外徒 (2007/01/29)
エンターブレイン

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優秀賞。『校舎の1人称』という時点でアイディア勝ちでしょう。全般に中学生らしい初々しさの漂う佳品でありました。


声で魅せてよベイビー 声で魅せてよベイビー
木本 雅彦 (2007/01/29)
エンターブレイン

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佳作。個人的にはこれがいちばん好きですね。ハッカーと腐女子のかみ合いそうでかみ合わない恋愛話。キャラ描写と構成がかなりうまいと感じました。そして激しく青春。ファミ通はこういうの好きですなあ。


バカとテストと召喚獣 バカとテストと召喚獣
井上 堅ニ (2007/01/29)
エンターブレイン

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編集部特別賞。まさか私以外にこの賞を受ける人が出るとは思いませんでしたよ。作品はひたすらノリで突き進むタイプ。とにかく楽しく読めます。


FBSP vol.1 「狂乱家族日記」スペシャル FBSP vol.1 「狂乱家族日記」スペシャル
ファミ通文庫編集部 (2007/01/29)
エンターブレイン

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ついで。ムックというかプレ雑誌というか。私の住んでるあたりの書店じゃあんま見かけないんで、都市部メインの流通なのかなあ。アマゾンには普通にありそうなので気になる方は。
たったひと晩のお伽噺
世界樹の迷宮はひと休みして、しばらくウィッシュルームを遊んでました。
アナザーコードのスタッフが作ったというだけあって、その続編というか進化形という感じで、要所要所に謎解きを配置しつつ基本はストーリーと会話劇を見せるようなゲームになってましたね。ある意味古風なアドベンチャーゲームというか。まあ大昔のPC88時代に多くの名作AVGを送り出したリバーヒルソフトのスタッフが作ったメーカーなので当然っちゃ当然でしょうけど。
前作と明確なつながりはなさそうなので、前のをやった人もやってない人も楽しめると思います。
いちおう小説書きなので『ノベライズとかしたいなあ』と思ったりしますが、話追っかけるだけならゲームそのまんまだし、需要的にはどうなんだろう。あの立ち絵がライトノベルの表紙に乗っかってるっていう映像はけっこう面白そうなんですけど。

ウィッシュルーム 天使の記憶 ウィッシュルーム 天使の記憶
Nintendo DS (2007/01/25)
任天堂
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以下いちおうネタバレ感想なので隠しておきます。
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